キリン、サントリー決裂
キリンとサントリーの統合がご破算となった。
海外市場、特に中国を考えた時、日本の企業の体力は飲料部門ではまだまだ弱い。
というより、規模で圧倒的に敵わない。
国内市場は当然頭打ちだから、世界にうって出なければ企業の未来はない。
当然、大きくするには、統合しかないのだが、国内企業として、三菱グループのキリンと
佐治一族支配のサントリーは毛色が違い過ぎたというのが実感だ。
一番問題になるであろう株式の問題がやはり大きかったのではないだろうか?
初めから無理筋なのだが、お互いの緊急性がこのようになったのだろう。
また新たなパートナー探しをお互い続けるのだろうが、個人的には、統合してほしかった。
日本にも世界並みの会社が出来ないと、日本の経済が沈没してしまう。
もともと前政権の50年間に、形の上では輸出主導の経済を作り上げながら、勝っている分野が少なすぎる。
一方、国内需要は無策のまま。
自分たちに見返りのあるゼネコンだけに金を回してきた。
政治家ももうすこし日本の未来を考えてほしいな。
今日は真面目。
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